オンコール対応もある働き方

病棟勤務では2交代や3交代制で夜勤が組まれ、外来勤務では日勤のみの規則正しいシフトになります。しかし、訪問看護ステーションに所属して訪問看護を行う場合のシフトは、病棟や外来とまた少し違います。

訪問看護ステーションなどに所属すると、出勤時間は多くの場合、平日の昼間の勤務になります。
しかし、訪問看護の場合は「緊急対応」も仕事の一つで、時間外でも訪問することがあります。
例えば、一般状態が落ち着いていた利用者が発熱などで状態が悪化したり、人工呼吸器や輸液ポンプのような医療機器を使用している利用者の機器のアラームが止まらない場合など、いかなる時間でも訪問の必要性が出てきます。
そして、もう一つ大切な仕事として、亡くなった後のエンゼルケアがあります。

これらの仕事は予測がつくこともありますが、突然起こることも少なくありません。
訪問看護では365日安心して患者さんに療養していただくため、緊急対応の電話を用意し、夜間や休日でも電話で対応できるシステムを取ります。電話だけの対応で問題が解決する場合もありますが、緊急で訪問する必要もあります。
しかし、訪問看護師全員が利用者への対応を365日24時間行っていたら、全く休めなくなります。そのため、訪問看護などでは「オンコール対応」をシフトに導入しています。

オンコール対応は、そこの機関で働く訪問看護師が1週間交代でオンコール対応を担当し、緊急用の電話を帰宅後も休みの日も持ち歩きます。そして利用者から電話がかかってきたらその状態を把握し、必要であれば夜中でもご自宅を訪問します。
このように、看護師が交代で長期休暇も取れ、患者さんも常に安心できるシフトが組まれているのが特徴です。